自分の名前をお客様に覚えてもらいたい店員がやるべき「一番良い方法」

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お店の名前や自分の名前、一度紹介しただけでは覚えてもらえないことのほうが多いですよね。では、どうしたら覚えてもらうことができるのでしょうか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、自身の経験をもとにアドバイスしています。

1回で覚えてはもらえない

昔ストレッチトレーナーをやっていた頃の話です。

この店はいわゆるマッサージ店的なサロンなので、施術をする前には必ず、「坂本です」と自己紹介をします。

これから誰が身体を触るのかを明かし、お客様に少しでも安心してもらうためです。

まぁこの流れはマッサージに行ったことのある人なら、すぐにイメージしてもらえるのではないでしょうか。

ただ、この自己紹介ではお客様に自分を覚えてもらえるとは思いません。

あくまでも自分が何者かを明かしただけで、自分を覚えてもらうための自己紹介ではないからです。

そもそも1回自分の名前を相手に伝えて覚えてもらえることって、ほとんど無いのではないかと思っています。

たとえば名刺交換をしたとしても、少し話をしていると「あれ?この人の名前ってなんだっけ?」となることってありませんか?

たった1回自分の名前を言ったくらいで覚えてもらえると思うのは自分に自信ありすぎじゃないかと。

ということを考えた時に、自分を明かすだけの自己紹介ではなく、覚えてもらうための自己紹介も必要になると思うんですね。

そのためには、再度タイミングを見ての自己紹介が必要です。

マッサージ店であれば、ど頭の施術前に自己紹介をするでしょうが、施術が終わった後やお客様の帰る前のタイミングで再度自己紹介をする。

これがどのタイミングかは状況次第にはなるとは思いますが、ある程度自分の中で決めておいても良いでしょう。

そこでは、「本日担当させていただきました坂本と申します」のような紹介だけではなく、覚えてもらうことを意識した紹介がまた必要になります。

たとえばその日の施術の話や接客で出た話題を交えた言葉を入れてみたり、自分の得意なことを伝えてみたりと工夫ができますよね。

この話は、一般的な販売業にも使えることだと思っています。

個人を覚えてもらう自己紹介もそうですし、店の名前やサービスを覚えてもらうための紹介も同じことです。

たった1回伝えただけでお客様が覚えてくれることはレアケースです。

2回3回と、しつこさを感じさせず覚えてもらうために紹介をするためには、どんなタイミングでどんな紹介が必要でしょうか?

今日の質問&トレーニングです。

1)自分自身や自店のことなどをお客様に覚えてもらうために、普段どんな紹介をしていますか?

2)1回で覚えてもらえないとすると、どんな工夫が必要ですか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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