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中居正広の引退は確定的!2023年7月の『渚』にまつわる「不謹慎音声」…次の焦点はフジ“女子アナ上納システム”だ

中居正広の芸能界引退はやはり避けられそうにない。番組収録中止、CM差し替えなど情勢は悪化するばかり。そこにトドメを刺すのが2023年7月の『渚』騒動だ。芸能マスコミの間では中居引退は既定路線となっており、関心の中心はフジテレビの“女子アナ上納システム”に移りつつある。

中居「引退不可避」で急増する誹謗中傷

『女性セブン』と『週刊文春』が立て続けに報じた元SMAP・中居正広(52)のSEXスキャンダルが、早くも最初の山場を迎えている。

年内に予定されていた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』新春特番の収録中止や、ソフトバンクのコマーシャル差し替え方針が複数メディアで報じられたことで、「TBSが一足先に中居を切った」「CMスポンサーが見放したら終わり」「もう中居の“強制引退”は避けられない」との見方が支配的になっているのだ。

その一方、被害者女性の“正体”と巷でウワサされる元フジテレビアナウンサー・渡邊渚(27)のインスタグラムには、「9000万円もらったのにルール違反じゃないですか?」「9000万円もらって示談したくせに今さら…」「9000万は預金に回したのか」など、心ない誹謗中傷コメントが殺到中。彼らは、巨額の示談金を受け取っておきながら“中居を週刊誌に売った”のは信義にもとると言いたいようだが、実際のところはどうなのか?

「示談金はあくまでも、双方の争いを止めるために当事者間で授受されたものです。どれほど巨額であっても、それをもってSEXスキャンダルがあったという事実まで消すことは絶対にできない。SNSに誹謗中傷コメントを書き込んでいる人たちの言い分はデタラメです。

というか、そもそも、渡邊さんは被害者として名乗り出ているわけではない、という点が決定的に重要です。今の状況は、世間が勝手に『中居の被害者はたぶんきっと、渡邊さんなのだろうなあ』と察しているにすぎません。実際、女性セブンや週刊文春の報道では被害者は匿名になっているし、守秘義務違反にあたるような発言もない。これは、実際に記事全文を読めば明らかなことです。

ですから、実はリークしたのはフジテレビ関係者、という可能性も十分にあります。フジほどの巨大組織なら、中居と懇意の編成幹部を快く思わない人間もいたはずですから。にもかかわらず、渡邊さんが“中居を売った”と決めつけて誹謗中傷している人々は、頭のネジが外れているとしか思えません。それもあって、この連中はいったいどこから湧いてきているのか、すでに有志による調査がはじまっています」(ネットメディア編集デスク)

渡邊への誹謗中傷めぐり「業者説」が浮上

女性セブンや文春の有料記事をきちんと読まずに文句だけを垂れる“無課金ジャニオタおばさん”たちが中居の醜聞に逆ギレして、渡邊を誹謗中傷している――という構図か?

「もちろん、純天然モノの中居ファンや旧ジャニファンも混じっているでしょう。しかしそれよりも今、懸念されているのは、ネット上での世論操作を生業とする“業者”の類が、中居ファンやジャニオタのふりをして、渡邊さんを誹謗中傷している可能性です。

渡邊さんはフジテレビ在籍中の今年夏にも『仮病じゃないのか』『病気なのに五輪は観戦できるのか』など、ひどい誹謗中傷を受けたことがあります。そのときと今回の“手口”は、とてもよく似ているんですよ。

もしあのとき、あのまま渡邊さんが潰されていたら、いったい誰が得をしたか。あくまで形式的にみるならば、ですが、当時の渡邊さんを精神的に追い詰めて利益を得られそうなのは、中居とフジテレビくらいだったと見る向きも一部にはあるのです」(前同)

渡邊は今年春、フジテレビに退職の意向を伝えた。会社からは慰留されたという。その後、主治医の許可を取ってパリ五輪観戦に出かけたところ、不自然なほどの“渡邊バッシング”が巻き起こった。この時点では、中居のスキャンダルはまだどこも報じていなかった。

もし本当に“業者の類”が渡邊を誹謗中傷しているとするなら、その“雇い主”はいったい誰なのか?今後、新たな事実が判明する可能性は十分にある。

なぜ中居はヘラヘラ笑った?2023年7月の『渚』にまつわる疑惑

芸能界の底知れぬ闇を感じさせるのは、渡邊に対する誹謗中傷だけではない。実は今、ネット民たちの物議を醸し、考察の対象となっているラジオ番組がある。中居正広ラジオ「ON&ON AIR」(ニッポン放送)がそれだ。前出のネットメディア編集デスクが説明する。

「『ON&ON AIR』は中居がパーソナリティを務めるトーク番組ですが、これの2023年7月1日放送分の音源が“発掘”されて、ネット上で急拡散しています。何が問題かというと、この日の番組冒頭でかかった曲が、なんとスピッツの『』だったのです」(ネットメディア編集デスク)

この日、番組冒頭の話題は「電動キックボード」。2023年7月の法改正により、16歳以上なら運転免許不要、ヘルメットなしで乗れるようになった電動キックボードについて、中居が「歩道も危ない、車道も危ない」などと苦言を呈する、至って真面目な内容だった。

「ところが冒頭のトークがおわって、最初の曲紹介に入るところで突然、スタジオの空気が変わります。スピッツ『渚』の曲名を、中居らがヘラヘラと笑いながら読み上げたんです」(前同)

直前までのトークは3分弱で、笑いをともなう内容ではなかった。また、スピッツの『渚』は、オリコン初登場で1位を獲得した1996年の名曲。江崎グリコ『ポッキー』のCMソングとして有名だが、笑いを誘う要素はメロディにも歌詞にも一切、含まれていない。

にも関わらず、中居らはこの曲を紹介する際に、どうしても笑いを堪えきれなかったとみえる。該当箇所を文字起こしすると、その異常性がよくわかるのだ。

「スピッツ…w」
「ウヒヒ…w これって…ww 渚www」

中居に何があったのか?

「いったいどこの世界に、スピッツの曲紹介で“草”を生やすバカがいるんだ、という話です。SNSでは、2023年7月という番組放送時期から、中居たちは同時期にPTSDを発症し入院することになる渡邊渚さんを笑い者にしていたのではないか?という見方が広がっています」(前同)

各社報道などから時系列を整理すると次のようになる。

重ねて念を押すが、渡邊は「中居の被害者」として名乗り出ているわけではない。また文春の記事に登場する被害者の「X子さん」も「当日のことは、私の口からは一切お話しできません」と固く口を閉ざしている。

だからこれは、私たち一人一人の感じ方の問題になるだろう。非難されるべきはいったい誰なのか?ちなみに、中居の「ON&ON AIR」は、基本的に生放送は行わない録音番組だという。

本丸はフジテレビの“女子アナ上納システム”

芸能マスコミの間では、ここ数日で「中居正広の引退」は避けようがない既定路線という見方が主流になった。

すでに関心の中心は、中居の“余罪”や“他の被害者”の有無、さらにはフジテレビの“女子アナ上納システム”のほうに移りつつある。

「今夜よる22時からは『ナカイの窓:6年ぶり“復活SP”』(日本テレビ)が放送予定です。CMスポンサー各社の対応が注目されますが、たとえこの番組がどうなろうとも、中居の命運が変わることはまずないでしょう。

むしろ、中居がこのままタレント生命を絶たれるとして、その電撃引退劇すら“終わりの始まり”にすぎない、というのが最大の注目ポイントです。

週刊文春や被害者X子さんのターゲットは、中居というタレント個人ではなくフジテレビである可能性が高いでしょう。すでに“組織ぐるみ”を示唆する報道や証言が複数出はじめています。有力者に対する“女子アナ上納”を企業として行っていたとなれば、フジも無傷では済みません。経営層のクビが飛ぶ可能性も十分にある。騒動の深刻度でいえば、昨年の松本人志問題をはるかに凌駕していると思います」(ネットメディア編集デスク)

そうなれば、「9000万円も受け取っておきながら、中居を文春に売った」などと渡邊を誹謗中傷している人々もさすがに目が覚めるだろうか?

「9000万円」は庶民にとってはたしかに大金だ。必死に倹約し貯蓄や投資に励んでもなお、金融資産9000万円にたどり着ける人は少ない。

だが、中居にとっての9000万円など、我々にとっての90万円か、あるいは9000円ていどのものではないか。唸るほどの金持ちなら1人の女性の人権を蹂躙してもお咎めナシ、金さえ払えばチャラにできる――中居を擁護する人々は、そんな世界が正しいというのだろうか。

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image by: フジテレビ

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