個別銘柄戦略:アステラス薬やたホッカンHDなどに注目

先週末25日の米株式市場でNYダウは20.10ドル高の40,113.50、ナスダック総合指数は216.90pt高の17,382.94、シカゴ日経225先物は大阪日中比220円高の36,000円。為替は1ドル＝143.70-80円。今日の東京市場では、25年3月期営業利益が60.8％増と従来予想の56.9％減から一転大幅増益となったアステラス薬、25年3月期営業利益が42.9％増と従来予想の21.8％増を上回り26年3月期は9.9％増予想と発表したきんでん、営業利益が前期35.0％増・今期23.7％増予想と発表したアンリツ、25年3月期業績と配当見込みを上方修正した朝日工、25年3月期売上高見込みは下方修正だが利益と配当見込みを上方修正したホッカンHD、小森、25年3月期税引前利益が72.3％増で発行済株式数の3.2％上限の自社株買いも発表した野村HD、26年3月期営業利益は13.1％減予想だが発行済株式数の10.2％上限の自社株買いを発表した信越化、東証スタンダードでは、25年3月期業績見込みを上方修正し発行済株式数の11.28％上限の自社株買いも発表したSEMITEC、25年3月期業績と配当見込みを上方修正したダイトケミクス、錢高組、25年5月期利益と配当予想を上方修正したインテリックスなどが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が1.8％増にとどまった山崎パン、上期営業利益が17.1％減と第1四半期の12.2％減から減益率が拡大したSHOEI、営業利益が前期33.4％増だが今期8.4％減予想と発表した日東電、営業利益が前期61.6％増に対し今期10.1％増予想と発表したAREHDなどは軟調な展開が想定される。