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個別銘柄戦略:キッセイ薬やコロプラなどに注目

昨日7日の米株式市場でNYダウは284.97ドル高の41,113.97、ナスダック総合指数は48.50pt高の17,738.16、シカゴ日経225先物は大阪日中比180円高の36,960円。為替は1ドル=143.70-80円。今日の東京市場では、25年3月期営業利益が43.7%増と従来予想の24.5%増を上回り発行済株式数の3.27%上限の自社株買いと中期5か年経営計画も発表したキッセイ薬、25年3月期営業利益が前期比3.2倍と従来予想の3.0倍を上回り中期経営計画も発表した有沢製、上期営業損益が第1四半期の赤字から黒字に転じ前年同期比4.0倍となったコロプラ、第3四半期営業利益が58.9%増と上期の45.9%増から増益率が拡大したメルカリ、25年3月期営業利益が51.3%増で発行済株式数の3.93%上限の自社株TOBも発表したラインヤフー、株主還元に関する基本方針の変更を発表したスクロール、東証スタンダードでは、25年3月期業績見込みを上方修正した林兼産業、ウッドワン、25年3月期利益見込みを上方修正した前澤給装、塩野義薬が1株6350円でTOB(株式公開買付け)を実施すると発表した鳥居薬などが物色されそうだ。一方、第3四半期累計の営業利益が3.4%減と上期の0.6%増から減益に転じたインテリW、東証スタンダードでは、25年3月期営業損益が0.23億円の赤字と従来予想の1.07億円の黒字に対し赤字で着地したMKシステム、第1四半期営業損益が2.05億円の赤字となったザインなどは軟調な展開が想定される。

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