13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり145銘柄、値下がり80銘柄、変わらず0銘柄となった。
12日の米国市場は上昇。ダウ平均は1160.72ドル高の42410.10ドル、ナスダックは779.42ポイント高の18708.34で取引を終了した。中国との協議で90日間の一時的関税率大幅引き下げで合意したとの声明を受け、対中貿易摩擦の深刻化懸念が緩和し、寄り付き後大幅高。トランプ大統領が中国と最終的には通商協定で合意すると自信を表明し、終日買戻しが先行した。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
米国株の大幅高や為替が1ドル148円台と円安ドル高が強まったことなどを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。輸出関連銘柄を中心に買われたことで、日経平均は寄付きから38000円台を回復。2月21日以来の水準まで上げ幅を拡大する場面がみられた。決算発表銘柄への個別物色も広がったことから、プライム市場の売買代金は6兆円台まで膨らんだ。
大引けの日経平均は前日比539.00円高（＋1.43％）の38183.26円となった。東証プライム市場の売買高は24億9172万株。売買代金は6兆169億円。業種別では、海運、医薬品、倉庫・運輸、その他製品、銀行などが上昇した一方、水産・農林、建設、石油・石炭、電気・ガス、パルプ・紙などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は44.9％、対して値下がり銘柄は51.9％となっている。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約110円押し上げた。同2位はファーストリテとなり、リクルートHD、信越化、ファナック、第一三共、TDKなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約40円押し下げた。同2位はKDDIとなり、セコム、ニトリHD、フジクラ、コナミG、大和ハウスなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38183.26(+539.00)
値上がり銘柄数 145(寄与度+733.05)
値下がり銘柄数 80(寄与度-194.05)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 24000 1110 110.76
ファーストリテ 49500 840 67.06
リクルートHD 8978 641 63.96
信越化 4710 216 35.92
ファナック 3986 206 34.26
第一三共 3517 259 25.84
TDK 1661 45 22.45
中外製薬 7510 206 20.56
ダイキン工業 16745 595 19.79
ソフトバンクG 7600 93 18.56
日東電工 2791 101.5 16.88
トヨタ自動車 2850 96.5 16.05
京セラ 1820 58 15.43
任天堂 12005 425 14.14
トレンドマイクロ 10700 390 12.97
ソニーG 3654 62 10.31
スズキ 1868 68 9.05
バンナムHD 4810 89 8.88
HOYA 18225 495 8.23
デンソー 2018.5 52.5 6.99
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 7148 -152 -40.45
KDDI 2591.5 -67.5 -26.94
セコム 5239 -235 -15.63
ニトリHD 16235 -820 -13.64
フジクラ 5743 -313 -10.41
コナミG 19040 -255 -8.48
大和ハウス工業 5063 -167 -5.55
7＆iHD 2255 -43.5 -4.34
シャープ 813 -124.8 -4.15
三井不動産 1414 -41 -4.09
アサヒGHD 1977 -40 -3.99
大林組 2193.5 -115 -3.83
イオン 4278 -106 -3.53
東京海上HD 5872 -60 -2.99
京王電鉄 3581 -366 -2.43
丸井G 2826 -73 -2.43
ヤマハ発動機 1134.5 -24 -2.39
花王 6408 -66 -2.20
塩野義製薬 2231.5 -21 -2.10
鹿島建設 3487 -115 -1.91