20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり69銘柄、値下がり156銘柄、変わらず0銘柄となった。
19日の米国株は上昇。ダウ平均は137.33ドル高の42792.07ドル、ナスダックは4.36ポイント高の19215.46で取引を終了した。格付け会社ムーディーズによる信用格付け引き下げを嫌気し、寄り付き後は下落。その後、国債相場が反発し金利が低下に転じると安心感から買いが強まり、相場はプラス圏を回復し終了した。
米国株の上昇や、足元の調整に対する反動などが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は5日ぶり反発でスタートした後は、値がさ半導体株の上昇なども材料に37900円台まで上げ幅を広げる場面も見られた。ただ、G7財務相会議開催を受けて、為替は1ドル144円台半ばとじりじりと円高に推移。後場の日経平均は一時前日比マイナス圏に突入する場面も見られるなど上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前日比30.86円高（＋0.08％）の37529.49円となった。東証プライム市場の売買高は19億2356万株。売買代金は4兆4721億円。業種別では、非鉄金属、サービス、銀行、電気機器、輸送用機器などが上昇した一方、繊維、電気・ガス、水産・農林、空運、陸運などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は21.0％、対して値下がり銘柄は76.2％となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約55円押し上げた。同2位はリクルートHDとなり、東エレク、ソニーG、ファナック、フジクラ、SMCなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約36円押し下げた。同2位は中外薬となり、京セラ、コナミG、バンナムHD、KDDI、キッコーマンなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 37529.49(+30.86)
値上がり銘柄数 69(寄与度+237.97)
値下がり銘柄数 156(寄与度-207.11)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 7275 209 55.61
リクルートHD 8660 362 36.12
東エレク 23345 280 27.94
ソニーG 3777 167 27.77
ファナック 3892 98 16.30
フジクラ 6122 328 10.91
SMC 55290 2980 9.91
トレンドマイクロ 10860 170 5.65
安川電機 3422 164 5.45
塩野義製薬 2281.5 44.5 4.44
ソフトバンクG 7599 20 3.99
エムスリー 1983.5 33.5 2.67
ホンダ 1422 11 2.20
エーザイ 3856 60 2.00
横河電機 3367 57 1.90
ディスコ 34860 250 1.66
住友電気工業 2653.5 47.5 1.58
日立製作所 3850 46 1.53
TDK 1558 3 1.50
ベイカレント 7986 86 1.43
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 48010 -460 -36.72
中外製薬 7567 -89 -8.88
京セラ 1760.5 -28.5 -7.58
コナミG 19225 -215 -7.15
バンナムHD 4645 -57 -5.69
KDDI 2533.5 -12.5 -4.99
キッコーマン 1383 -28.5 -4.74
アサヒGHD 1885 -47 -4.69
富士フイルム 3188 -40 -3.99
住友不動産 5253 -99 -3.29
キーエンス 63110 -960 -3.19
任天堂 11530 -90 -2.99
テルモ 2694 -11 -2.93
富士通 3242 -83 -2.76
7＆iHD 2228.5 -26 -2.59
良品計画 5188 -77 -2.56
協和キリン 2177.5 -77 -2.56
大和ハウス工業 4948 -77 -2.56
東京海上HD 5800 -50 -2.49
京成電鉄 1548.5 -50 -2.49