[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;37851.19;-581.79
TOPIX;2789.09;-22.93
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比581.79円安の37851.19円と、前引け(37890.86円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37830円-37920円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=143.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を広げ1.4%ほど大幅に下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。関税を巡る4回目の日米交渉がこの週末に予定されていることから、これを見守りたいとして積極的な買いを見送る向きがある。一方、日経平均は38000円弱の水準に位置する200日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もある。
セクターでは、その他製品、精密機器、電気機器が下落率上位となっている一方、水産・農林業、その他金融業、倉庫運輸関連が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ、ルネサス、HOYA、アドバンテスト、ソフトバンクG、東エレク、レーザーテック、ベイカレント、任天堂、フジクラが下落。一方、NTT、武田薬、楽天銀行、三井E&S、良品計画、イビデン、郵船、DeNA、丸紅、村田製が上昇している。