[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;37672.35;-500.74
TOPIX;2748.93;-34.04
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比500.74円安の37672.35円と、前引け(37665.93円)とほぼ同水準スタート。ランチタイム中の日経225先物は37470円-37670円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=143.50-60円と午前9時頃から50銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後に軟調で0.8%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝方は上昇する場面もあったがその後はマイナス圏で推移し0.8%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。前場に引き続き中東の地政学リスクの高まりが株価の重しとなっていることに加え、来週は主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、これに合わせて開かれると見られる日米首脳会談、日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントが多く控えており、積極的な買いは限定的となっているもよう。一方、日経平均は昨日と今日の前場通算で750円あまり下落したことから、下値では押し目買いが入りやすいようだ。
セクターでは、空運業、繊維製品、電気機器が下落率上位となっている一方、鉱業、石油石炭製品、海運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク、ディスコ、レーザーテック、TDK、信越化、第一三共、ソシオネクスト、日立、トヨタ、キーエンスが下落。一方、ネクソン、gumi、INPEX、イオン、バンナムHD、ANYCOLOR、東電力HD、三菱重、IHI、アドバンテストが上昇している。