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後場の日経平均は420円高でスタート、荏原製や古河電工などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39362.15;+420.08
TOPIX;2790.61;+8.37

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比420.08円高の39362.15円と、前引け(39349.85円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は39280円-39340円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=144.70-80円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安から小幅な動きで0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏でやや下げ渋り0.3%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちだったが、これを受けた今日の東京市場で日経平均が堅調に推移していることから、東京市場の株価の底堅さが改めて意識されているようだ。一方、赤沢経済財政・再生相が日米関税交渉のため米ワシントンへ向かったが、関税交渉の先行き不透明感が今後の株価の重しとなるとの指摘もある。

 セクターでは、非鉄金属、卸売業、ガラス土石製品が上昇率上位となっている一方、精密機器、医薬品、銀行業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、荏原製、TOWA、ソフトバンクG、ソシオネクスト、アドバンテスト、ファーストリテ、古河電工、フジHD、フジクラ、東エレクが高い。一方、ルネサス、HOYA、第一三共、ホンダ、NTT、日立、日本製鉄、川崎重、三井住友、KDDIが下落している。

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