個別銘柄戦略:JCRファーマやマリオンに注目

昨日2日の米株式市場でNYダウは10.52ドル安の44,484.42、ナスダック総合指数は190.24pt高の20,393.13、シカゴ日経225先物は大阪日中比75円安の39,715円。為替は1ドル＝143.60-70円。今日の東京市場では、JR-141グローバル臨床第3相試験で目標症例数の組入れを達成したと発表したJCRファーマ、「TikTok Shop」へ参入し公式オンラインストを開設したと発表したI-ne、6月の小売＋ネット通販既存店売上高が9.3％増と5月の7.0％増から伸び率が拡大したUアローズ、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が24.3％増となったダイセキS、上期営業損益が0.88億円の赤字と前年同期の2.21億円の赤字から赤字幅が縮小したオプトエレクト、25年9月期業績と配当予想を上方修正したマリオン、国産軽量LLMソリューションに向けスタートアップと協業を開始したと発表したニューテックなどが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が1.9％減となったダイセキ、25年9月期業績予想を下方修正し株主優待制度を一時休止すると発表したアドバンクリエ、25年8月期純利益予想を下方修正した技研製作所、6月の既存店売上高が6.2％増と5月の9.9％増から伸び率が縮小したABCマート、6月の既存店売上高（実店舗＋EC）が9.2％増と5月の19.2％増から伸び率が縮小した東京ベース、6月の既存店売上高が0.2％減と5月の4.2％増から減少に転じたアダストリア、953万5900株の株式売出しを発表した日ハム、東証スタンダードでは、上期営業利益が13.8％減と第1四半期の4.9％減から減益率が拡大した北恵などは軟調な展開が想定される。