[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39760.60;-1.88
TOPIX;2821.53;-4.51
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比1.88円安の39760.60円と、前引け(39732.63円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39710円-39780円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=143.70-80円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んで推移している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で下げ幅を広げ1.1%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は昨日までの2日間で720円あまり下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすいようだ。一方、引き続き日米関税交渉の先行き不透明感が強く、投資家心理を慎重にさせていることに加え、今晩、米国で6月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、倉庫運輸関連、建設業、情報・通信業が下落率上位となっている一方、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、フジHD、良品計画、F&LC、コナミG、三井E&S、日立、アシックス、KDDI、中外薬、ソフトバンクGが下落。一方、マツダ、JFE、ルネサス、キオクシアHD、ソシオネクスト、日本製鉄、スクリーンHD、東電力HD、ホンダ、トヨタが上昇している。