昨日3日の米株式市場でNYダウは344.11ドル高の44,828.53、ナスダック総合指数は207.97pt高の20,601.10、シカゴ日経225先物は大阪日中比400円高の40,120円。為替は1ドル=144.90-145.00円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が5.5%増で株主優待制度の拡充とナルミヤの完全子会社化を発表したワールド、上期営業利益が14.4%減だが発行済株式数の6.91%上限の自社株買いとアヲハタの完全子会社化を発表したキユーピー、第3四半期累計の営業利益が前年同期比2.5倍で1対2の株式分割も発表した霞ヶ関キャピタル、6月の全社売上高が8.4%増と5月の5.0%減から増加に転じたキーパー技研、東証スタンダードでは、上期業績予想を上方修正した放電精密、LTE USBドングルがNTTドコモの相互接続性試験認証を取得したと発表したネクスグループ、越境電子商取引プラットフォームを展開するサイフとの中国市場における戦略的業務提携契約を締結すると発表したフォーシーズ、iPhone上のマイナンバーカード活用第1弾を開始したと発表したフライト、中国国有ファイナンス企業集団である光彩集団と新たな細胞治療技術の国際的な普及を実現するためのMOU(合意書)を締結したと発表したADR120S、キユーピーが完全子会社化すると発表したアヲハタなどが物色されそうだ。一方、自社株買いの中止と発行済株式数の5.96%上限の新たな自社株買いを発表したが26年5月期営業利益が13.5%減予想と発表したクスリのアオキ、東証スタンダードでは、上期営業利益が30.0%減となったイーサポート、同じく5.2%減となったキユソ流通などは軟調な展開が想定される。
個別銘柄戦略:霞ヶ関キャピタルやキユーピーに注目
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