個別銘柄戦略:ラクトJPNや古野電気に注目

昨日9日の米株式市場でNYダウは217.54ドル高の44,458.30、ナスダック総合指数は192.88pt高の20,611.34、シカゴ日経225先物は大阪日中比125円高の39,925円。為替は1ドル＝146.20-30円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が30.8％増となった古野電気、第1四半期営業利益が10.9％増となったトレファク、第3四半期決累計の営業利益が5.4％増で増配も発表したサイゼリヤ、第1四半期業績予想を上方修正したディスコ、25年8月期営業利益と経常利益予想を上方修正したSHIFT、25年11月期業績予想を上方修正したラクトJPN、東証スタンダードでは、第1四半期営業損益が前年同期の1.96億円の赤字から1.92億円の黒字に転換し株主優待制度の拡充も発表したアズ企画設計、第3四半期累計の営業損益が2.30億円の赤字と上期の2.44億円の赤字から赤字幅が縮小したライトオン、25年5月期業績予想を上方修正したニューグランド、アニメの海外展開で業務提携すると発表したアジア投資とDLE、国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）の研究開発プロジェクトに次世代AI向け光伝送DSP-free多チャンネル半導体技術の研究開発が採択されたと発表したザイン、日本語特化の画像生成AIツール「Result＋AI」サービスの提供を開始したと発表したピアラなどが物色されそうだ。一方、25年8月期業績予想を下方修正したマニー、第1四半期決算発表を延期すると発表したイオン、イオンFS、東証スタンダードでは、第1四半期営業損益が7.56億円の赤字となった東京個別、第1四半期営業利益が25.4％減となったタカキュー、営業損益が前期1.96億円の赤字・今期0.00-1.00億円の黒字予想と発表したGameWithなどは軟調な展開が想定される。