個別銘柄戦略:メディアドゥや三光合成に注目

昨日10日の米株式市場でNYダウは192.34ドル高の44,650.64、ナスダック総合指数は19.32pt高の20,630.66、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円高の39,705円。為替は1ドル＝146.20-30円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が77.0％増となったアレンザHD、第1四半期営業利益が37.6％増でSHIFTと業務資本提携すると発表したメディアドゥ、上期営業利益が57.2％増となった大有機化、前期営業利益が従来予想を17.8％上回り今期は7.8％増予想と発表した三光合成、営業利益が前期13.0％増・今期10.2％増予想と発表したブックオフGHD、26年2月期業績予想を上方修正したスギHD、創立88周年記念配当と発行済株式数の3.06％の自社株消却を発表したOSG、東証スタンダードでは、 第1四半期営業利益が前年同期比2.1倍となったキャンドゥ、第1四半期営業利益が前年同期比4.3倍となったアルバイトタイ、営業利益が前期19.7％増・今期10.1％増予想と発表した日プロ、25年8月期業績予想を上方修正したトーセなどが物色されそうだ。一方、25年5月期営業利益が59.4％減と従来予想を48％下回って着地した三協立山、第1四半期営業利益が57.1％減となった松屋、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が20.0％にとどまったイズミ、上期営業利益が22.6％増と第1四半期の57.2％増から増益率が縮小したコジマ、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が44.4％減となった井筒屋、第3四半期累計の営業利益が3.0％減と上期の10.3％増から減益に転じたワッツなどは軟調な展開が想定される。