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冨士ダイス Research Memo(9):減益下でも40円配を維持、DOE導入で安定配当へ

■株主還元策

冨士ダイスは株主還元策として連結配当性向50%を目途に適切な利益配分を実施してきたが、新中期経営計画において配当政策を従来の配当性向50%基準からDOE(株主資本配当率)に変更、株主還元の強化を図るとして2026年3月期にDOE4.0%を目途とすることとした。2025年3月期配当は減益でも財政状態等また、PBR1倍割れとなっている現状なども勘案し、期初の予定どおり前期の1株当たり32円に対して8円、普通配当では18円増配の40円を実施した。2026年3月期もDOE4.0%想定で40円配当を予定している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)

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