個別銘柄戦略:ブロンコBやKOAに注目

昨日23日の米株式市場でNYダウは507.85ドル高の45,010.29、ナスダック総合指数は127.33pt高の21,020.02、シカゴ日経225先物は大阪日中比420円高の41,640円。為替は1ドル＝146.40-50円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が15.2％増となったオービック、第1四半期営業利益が18.7％増で通期業績予想と増配も発表した信越ポリマー、上期営業利益が0.3％増と第1四半期の31.5％減から増益に転じたブロンコB、上期営業利益が3.0％増と第1四半期の2.4％減から増益に転じたフューチャー、25年12月期業績予想を上方修正し発行済株式数の0.28％上限の自社株買いと買付け委託も発表したキヤノンMJ、26年3月期業績予想を上方修正したKOA、結晶材料の増産に向けた約15億円の設備投資を発表したJX金属、実施中の自社株買いの中止と発行済株式数の15.77％上限の新たな自社株買いを発表したTSIHD、リクルートと企業間決済サービス「NP掛け払い」に関する紹介業務委託契約を締結したと発表したネットプロHD、キノコ摂取のバイオマーカー開発に関する研究結果を発表したユキグニ、東証スタンダードでは、マルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium3」を大口受注したと発表したフライトなどが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が60.8％減となった航空電子、上期営業利益が1.1％減と第1四半期の8.4％増から減益に転じたキヤノン電子、7月30日をもって東証スタンダード市場へ市場区分が変更されると発表したファイバーゲート、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が46.1％減となったオービーシステム、25年12月期上期業績見込みを下方修正した小野測器、25年12月期上期業績見込みを下方修正した東邦レマックなどは軟調な展開が想定される。