個別銘柄戦略:日車輌やシステムリサに注目

昨日28日の米株式市場でNYダウは64.36ドル安の44,837.56、ナスダック総合指数は70.27pt高の21,178.59、シカゴ日経225先物は大阪日中比115円安の40,795円。為替は1ドル＝148.50-60円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が26.8％増となったシステムリサ、第1四半期営業利益が14.1％増となったNRI、上期営業利益が9.4％減と従来予想の19.8％減を上回ったVコマース、26年3月期業績予想を上方修正した日車輌、発行済株式数の1.56％上限の自社株買いと2.61％の自社株消却を発表した群馬銀、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が前年同期比2.1倍となったゴールドクレ、第1四半期営業利益が22.1％増となったディーエムエス、25年9月期利益と配当予想を上方修正した川岸工、25年12月期利益予想を上方修正し増配も発表した美樹工業、1株を2株に分割すると発表したベルテクス、系統用蓄電池事業に関する業務提携すると発表したパスとフォーシーズ、デジタル資産サービスプロバイダーである英領バージン諸島のTDX社と暗号資産投資事業に関する業務提携するとお発表したクオンタムSなどが物色されそうだ。一方、第1四半期営業損益が8.54億円の赤字となったACCESS、発行済株式数の2.7％上限の自社株買いを発表したが第1四半期営業利益が19.4％減となった横河ブHD、26年3月期業績予想を下方修正したさくら、東証スタンダードでは、第1四半期営業損益が0.83億円の赤字となった日鋳鉄管、第1四半期営業利益が42.9％減となったムラキ、第1四半期営業利益が39.3％減となったSANEIなどは軟調な展開が想定される。