5日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり169銘柄、値下がり54銘柄、変わらず2銘柄となった。
前日4日の米国株式市場は大幅反発。弱い雇用統計を受けて早期利下げ期待が強まり、寄り付き後、上昇。主要企業決算への期待も支援し、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ、上げ幅を拡大した。米国市場を横目に、日経平均株価は3日ぶり反発して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の支えとなった。また、日経平均が昨日までの続落で780円近く下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあった。一方、外為市場が円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなり、買い一巡後はやや上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前日比258.84円高の40549.54円となった。東証プライム市場の売買高は21億3121万株、売買代金は4兆8776億円だった。業種別では、非鉄金属、水産・農林業、電気・ガス業などが値上がり率上位、海運業、倉庫・運輸関連業、小売業が値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は71.1%、対して値下がり銘柄は25.4%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約62円押し上げた。同2位はKDDIとなり、コナミG、TDK、リクルートHD、フジクラ、豊田通商などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約29円押し下げた。同2位は東エレクとなり、良品計画、ニトリHD、味の素、ヤマハ発、第一三共などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 40549.54(+258.84)
値上がり銘柄数 169(寄与度+365.03)
値下がり銘柄数 54(寄与度-106.19)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 11890 310 62.80
KDDI 2499 73 29.58
コナミG 23060 545 18.40
TDK 1813.5 32.5 16.46
リクルートHD 8719 140 14.18
フジクラ 10675 405 13.67
豊田通商 3669 118 11.95
ファナック 4428 53 8.95
日東電工 3177 50 8.44
バンナムHD 4989 81 8.20
三菱重工業 3749 203 6.85
京セラ 1863 24.5 6.62
住友電気工業 3918 183 6.18
任天堂 13415 175 5.91
中外製薬 7358 55 5.57
野村総合研究所 6121 137 4.63
SCREEN 11915 330 4.46
ネクソン 2877 65.5 4.42
塩野義製薬 2590 43 4.36
スズキ 1728 32 4.32
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 45160 -360 -29.17
東エレク 22395 -90 -9.12
良品計画 7177 -253 -8.54
ニトリHD 12100 -485 -8.19
味の素 3910 -102 -6.89
ヤマハ発動機 1027 -60.5 -6.13
第一三共 3566 -54 -5.47
ディスコ 41830 -570 -3.85
ダイキン工業 18520 -90 -3.04
ベイカレント 8604 -120 -2.03
信越化 4335 -11 -1.86
ヤマハ 983.6 -17.4 -1.76
日本郵船 5062 -169 -1.71
アドバンテ 10045 -5 -1.35
小松製作所 4749 -40 -1.35
花王 6819 -39 -1.32
キーエンス 56420 -370 -1.25
大和ハウス工業 5035 -28 -0.95
LINE ヤフー 485.6 -67.5 -0.91
オリエンタルランド 3161 -25 -0.84