6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり180銘柄、値下がり44銘柄、変わらず1銘柄となった。
前日5日の米国株式市場は反落。ISM非製造業指数の鈍化が景気への懸念を強め、
企業コストの上昇とトランプ政権の対中関税圧力が重荷となった。半面、潜在的なFRBの利下げ期待と企業決算の好調が深刻な調整を抑える結果となった。米国市場を横目に、本日の東京市場は続伸。米株の調整を受けて寄付きから軟調にスタートしたものの、為替が円安方向へ振れたことで輸出関連が支えられ、11時にかけて持ち直した。ドル円は概ね147円台で推移しており、為替の安定感が市場心理を支援した形だ。しかしその後は決算を発表した個別銘柄の売買が中心となり相場の方向感は乏しく、大引けまで横ばいに推移した。
大引けの日経平均は前日比245.32円高の40794.86円となった。東証プライム市場の売買高は22億8761万株、売買代金は5兆4274億円だった。業種別では、不動産業、建設業、鉱業などが値上がり率上位、その他の業種も軒並み上昇しサービス業のみ下落となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は78.7％、対して値下がり銘柄は18.0％となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約102円押し上げた。同2位はダイキンとなり、コナミG、ソニーG、豊田通商、富士フイルム、バンナムHDなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約85円押し下げた。同2位はリクルートHDとなり、ファナック、キッコーマン、トレンド、ディスコ、ニチレイなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 40794.86(+245.32)
値上がり銘柄数 180(寄与度+462.46)
値下がり銘柄数 44(寄与度-217.14)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 12395 505 102.31
ダイキン工業 19080 560 18.91
コナミG 23500 440 14.86
ソニーG 3707 79 13.34
豊田通商 3793 124 12.56
富士フイルム 3243 120 12.16
バンナムHD 5107 118 11.95
アドバンテ 10080 35 9.45
三菱商事 3095 93 9.42
第一三共 3658 92 9.32
フジクラ 10930 255 8.61
三井不動産 1492.5 82.5 8.36
セコム 5737 117 7.90
信越化 4379 44 7.43
トヨタ自動車 2721 42 7.09
HOYA 18680 385 6.50
伊藤忠商事 7892 187 6.31
三菱重工業 3927 178 6.01
中外製薬 7413 55 5.57
日東電工 3208 31 5.23
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 21550 -845 -85.59
リクルートHD 8334 -385 -39.00
ファナック 4361 -67 -11.31
キッコーマン 1284 -48 -8.10
トレンドマイクロ 8991 -209 -7.06
ディスコ 40830 -1000 -6.75
ニチレイ 1662.5 -164 -5.54
メルカリ 2155 -160 -5.40
ソシオネクスト 2775.5 -154 -5.20
オークマ 3680 -375 -5.06
セイコーエプソン 1868.5 -71 -4.79
エムスリー 1811 -58 -4.70
SCREEN 11605 -310 -4.19
レーザーテック 14255 -270 -3.65
ルネサスエレクトロニ 1787 -73 -2.46
エーザイ 4249 -70 -2.36
太陽誘電 2772.5 -68 -2.30
TDK 1809 -4.5 -2.28
キーエンス 55780 -640 -2.16
住友ファーマ 1266 -50 -1.69