7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり161銘柄、値下がり63銘柄、変わらず1銘柄となった。
前日6日の米国株式市場は反発。アップルが1000億ドル超の国内投資を発表するとの見通しが指数を牽引し、マクドナルドも既存店売上高の好調などが支えとなった。一方で、AMDやDisneyの株価には反応が鈍い銘柄も見られた。また、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁や連邦準備制度理事会(FRB)クック理事が利下げを支持する可能性を示唆したため一段高。終日堅調に推移し、終盤に上げ幅を拡大し、終了。
米株式市場の動向を横目に、7日の日経平均は反落して取引を開始した。日米政府間で食い違う関税の説明やトランプ米大統領による半導体関税発言で投資家心理はやや悪化。ただ。為替市場ではドル・円が147円台前半で推移するなか、先物の上昇などを背景に買いが優勢となるとプラス圏に浮上、後場も上げ幅を維持し続けしたまま大引けを迎えた。
大引けの日経平均は前日比264.29円高の41059.15円となった。東証プライム市場の売買高は23億8244万株、売買代金は5兆6928億円だった。業種別では、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、銀行業などが値上がり率上位、輸送用機器、精密機器、ゴム製品が値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は62.
9%、対して値下がり銘柄は33.5%となっている。
値上がり寄与トップはTDKとなり1銘柄で日経平均を約34円押し上げた。同2位はソフトバンクGとなり、エムスリー、コナミG、ソニーG、フジクラ、ダイキンなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約53円押し下げた。同2位はテルモとなり、トヨタ、第一三共、リクルートHD、ホンダ、ディスコなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 41059.15(+264.29)
値上がり銘柄数 161(寄与度+401.12)
値下がり銘柄数 63(寄与度-136.83)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
TDK 1877 68 34.44
ソフトバンクG 12560 165 33.43
エムスリー 2210 399 32.33
コナミG 24270 770 26.00
ソニーG 3860 153 25.83
フジクラ 11510 580 19.58
ダイキン工業 19565 485 16.38
KDDI 2528 28 11.35
バンナムHD 5207 100 10.13
富士フイルム 3340 97 9.83
任天堂 13755 275 9.29
資生堂 2661 264 8.91
アドバンテ 10110 30 8.10
信越化 4422 43 7.26
日産化学 5128 145 4.90
イオン 5374 129 4.36
良品計画 7350 128 4.32
味の素 3982 63 4.25
東京海上HD 6235 78 3.95
村田製作所 2359 45.5 3.69
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 21020 -530 -53.69
テルモ 2530 -31 -8.37
トヨタ自動車 2680 -41 -6.92
第一三共 3600 -58 -5.88
リクルートHD 8281 -53 -5.37
ホンダ 1545.5 -26 -5.27
ディスコ 40100 -730 -4.93
デンソー 2048.5 -35 -4.73
オムロン 3841 -106 -3.58
ファーストリテ 45150 -40 -3.24
トレンドマイクロ 8896 -95 -3.21
オリンパス 1791.5 -20.5 -2.77
古河電気工業 9066 -734 -2.48
ルネサスエレクトロニ 1720 -67 -2.26
ファナック 4350 -11 -1.86
明治HD 3000 -118 -1.59
IHI 16740 -400 -1.35
太陽誘電 2733 -39.5 -1.33
中外製薬 7400 -13 -1.32
三菱商事 3082 -13 -1.32