13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり74銘柄、変わらず0銘柄となった。
前日12日の米国株式市場は堅調に推移。対中関税停止延長が好感されたほか、消費者物価指数（CPI）が想定内にとどまり、関税による大きな影響が見られなかったため、寄り付き後に上昇。9月連邦公開市場委員会（FOMC）での利下げ期待が一段と強まり、相場は一段高となった。大幅利下げ期待もさらなる買い材料となり、終日上値を探る展開。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し、終了した。
米株式市場の動向を横目に、13日の日経平均は続伸して取引を開始した。その後もじりじりと上げ幅を広げて43000円台に水準を切り上げ、連日で最高値を更新した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことに加え、米利下げ期待や国内好業績銘柄への物色など、国内の投資家心理の改善で終日買い優勢と展開となった。
大引けの日経平均は前日比556.50円高の43274.67円となった。東証プライム市場の売買高は23億9654万株、売買代金は6兆3336億円だった。業種別では、その他製品、空運業、非鉄金属が上昇する一方で、鉱業、パルプ・紙、食料品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は58.3％、対して値下がり銘柄は37.6％となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約163円押し上げた。同2位はリクルートHDとなり、ファーストリテ、TDK、ファナック、ソニーG、テルモなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはコナミGとなり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。同2位はエムスリーとなり、アサヒ、イオン、キッコーマン、スクリーンHD、花王などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 43274.67(+556.50)
値上がり銘柄数 151(寄与度+605.05)
値下がり銘柄数 74(寄与度-48.55)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 11755 605 163.42
リクルートHD 9238 448 45.38
ファーストリテ 48640 520 42.14
TDK 1994 76 38.49
ファナック 4561 139 23.47
ソニーG 4130 138 23.30
テルモ 2795.5 69 18.64
東エレク 21690 170 17.22
バンナムHD 5619 153 15.50
フジクラ 12000 370 12.49
信越化 4525 62 10.47
日東電工 3395 57 9.62
ソフトバンクG 14870 45 9.12
オリンパス 1778.5 60.5 8.17
中外製薬 6255 76 7.70
味の素 4044 112 7.56
横浜ゴム 5551 425 7.18
ソシオネクスト 3217 191 6.45
東京海上HD 6512 127 6.43
小松製作所 5094 160 5.40
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
コナミG 25140 -100 -3.38
エムスリー 2200 -36 -2.92
アサヒGHD 1952 -27.5 -2.79
イオン 5529 -73 -2.46
キッコーマン 1324.5 -14 -2.36
SCREEN 12055 -170 -2.30
花王 6672 -67 -2.26
三井物産 3276 -30 -2.03
ベイカレント 8590 -120 -2.03
キーエンス 56610 -550 -1.86
富士通 3532 -54 -1.82
スズキ 1829 -11.5 -1.55
三越伊勢丹HD 2365 -37 -1.25
SUBARU 3013 -36 -1.22
メルカリ 2170 -35 -1.18
TOPPAN 3727 -60 -1.01
JPX 1561 -14 -0.95
ホンダ 1644 -4.5 -0.91
キリンHD 2114 -24 -0.81
丸井G 3236 -24 -0.81