18日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり163銘柄、値下がり62銘柄、変わらず0銘柄となった。
15日の米国株式市場はまちまち。バークシャー・ハサウェイによるユナイテッドヘルス株取得がユナイテッドヘルスの上昇を支え、ダウ平均の底堅さにつながった。一方、アプライド・マテリアルズの決算を嫌気した半導体関連の軟調がナスダックを重くし、市場心理は強弱まちまちとなった。米国市場を横目に、18日の日経平均は続伸して取引を開始した。トランプ大統領は今週か来週にも半導体関税を発表すると報じられており、半導体関連の銘柄では手控えムードがでていたが、全体としては引き続き買い優勢だった。円安基調なども輸出関連に追い風となり、後場は高値圏でのもみ合い気味の動きを維持した。
大引けの日経平均は前日比336.00高の43714.31円となった。東証プライム市場の売買高は21億88万株、売買代金は5兆28億円、業種別ではサービス業、輸送用機器、情報・通信業が値上がり率上位、銀行業、海運業、電気・ガス業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は69.7%、対して値下がり銘柄は27.3%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ、同2位はアドバンテとなり、2銘柄で日経平均を約95円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはスズキで10.20%高、同2位は三越伊勢丹で7.79%高だった。
一方、値下がり寄与トップは東エレク、同2位はソニーGとなり、2銘柄で日経平均を約65円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは東京電力HDで3.61%安、同2位はレーザーテックで3.33%安だった。
*15:30現在
日経平均株価 43714.31(+336.00)
値上がり銘柄数 163(寄与度+463.60)
値下がり銘柄数 62(寄与度-127.60)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 49870 630 51.05
アドバンテ 11460 165 44.57
ソフトバンクG 16705 185 37.48
リクルートHD 9287 331 33.53
スズキ 1966 182 24.58
第一三共 3782 106 10.74
テルモ 2788.5 38.5 10.40
コナミG 25620 305 10.30
バンナムHD 5652 94 9.52
KDDI 2653 23 9.32
任天堂 14655 255 8.61
トヨタ自動車 2903 49 8.27
京セラ 1923 26 7.02
エムスリー 2326 82.5 6.69
ニトリHD 13985 375 6.33
三越伊勢丹HD 2567.5 185.5 6.26
味の素 4091 92 6.21
伊藤忠商事 8174 182 6.15
日東電工 3352 35 5.91
ニデック 2986 102 5.51
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 21045 -460 -46.60
ソニーG 4183 -109 -18.40
レーザーテック 16825 -580 -7.83
ディスコ 41210 -1140 -7.70
ファナック 4565 -33 -5.57
SMC 46640 -1490 -5.03
SCREEN 11200 -355 -4.79
東京海上HD 6558 -84 -4.25
豊田通商 3775 -23 -2.33
大和ハウス工業 5277 -65 -2.19
三菱UFJ 2313.5 -60.5 -2.04
ソシオネクスト 2927 -42 -1.42
川崎汽船 2214 -46 -1.40
小松製作所 5003 -37 -1.25
ヤマトHD 2432.5 -36.5 -1.23
JT 4710 -34 -1.15
三井住友FG 4167 -98 -0.99
日本郵船 5187 -91 -0.92
千葉銀行 1527.5 -25.5 -0.86
良品計画 7175 -25 -0.84