8月29日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の778pt。なお、高値は784pt、安値は775pt、日中取引高は1970枚。前日28日の米国市場のダウ平均は続伸。国内総生産(GDP)が予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数も減少し、良好なデータを好感した買いに、寄り付き後、上昇。ロシアによるウクライナ攻撃強化で終戦期待が後退、さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事がトランプ大統領による解任通告を不服として提訴するなど、FRBを巡り独立性維持への懸念や混乱が嫌気され、ダウは下落に転じた。長期金利の低下が支援し、ナスダックは終日堅調。ダウも底堅い経済への期待に終盤にかけてプラス圏を回復し、過去最高値を更新し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2pt高の778ptからスタートした。朝方はもたつく場面があったものの、売り一巡後は切り返し、小高く推移。日足ストキャスティクスが「売られすぎ」水準まで低下したことから押し目買いが優勢となったほか、日足一目均衡表の基準線や25日移動平均線が下値サポートとして機能し、底堅い値動きとなった。月末のポジション調整で引けにかけて上げ幅を縮小したものの、3日ぶりの反発となる778ptで取引を終了した。東証グロース市場の主力株では、クオリプスやヘリオスなどが上昇した。
東証グロース市場250指数先物概況:テクニカル妙味で3日ぶり反発
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