[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;42299.63;+110.84
TOPIX;3070.48;+7.29
[寄り付き概況]
2日の日経平均は110.84円高の42299.63円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日1日の米株式市場はレーバーデーの祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.10%高、独DAXが0.57%高、仏CAC40が0.05%高。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州市場で主要株価指数が底堅かったことが東京市場の株価を支える要因となった。また、外為市場で1ドル=147円20銭台と、引き続き円相場が落ち着いて推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で600円あまり下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米市場が休場だったため手掛かり材料難で、積極的な買いは限定的だった。また、自民党が今日、参院選総括委員会で選挙の大敗を巡る報告書をまとめ、両院議員総会に報告することから、政治の先行き不透明感が改めて意識されており、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、鉱業、電気・ガス業、ガラス土石製品、精密機器、石油石炭製品などが値上がり率上位、輸送用機器、非鉄金属などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、キリンHD、北海電力、住友ファーマ、トリケミカル、関西電、HOYA、東電力HD、サンリオ、OLC、キヤノン、日本製鉄、三菱商、JX金属、ファーストリテなどが上昇。他方、メルカリ、良品計画、大阪チタ、IHI、古河電工、三井E&S、ホンダ、日立、中外薬、三菱重、アドバンテスト、ソフトバンクGなどが下落している。