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東証グロース市場250指数先物概況:戻り売り圧力強く連日で買い一巡後に失速

10月2日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt安の708pt。なお、高値は724pt、安値は705pt、日中取引高は6905枚。前日1日の米国市場のダウ平均は4日続伸。政府機関の閉鎖や民間のADP雇用統計で9月の雇用者数が予想外に減少したため景気減速懸念に、寄り付き後、下落。その後、安値から利下げ期待を受けた買いが強まったことに加え、医薬品セクターがけん引し相場は上昇に転じた。終盤にかけ、上げ幅を拡大。ダウは連日過去最高値を更新し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt高の713ptからスタートした。日本市場全般に見直し機運が強まり、9時過ぎにかけて上げ幅を拡大したものの、連日で買い一巡後に失速。米国の金利低下を背景に、半導体関連銘柄主導でプライム市場が大きく上昇した一方、ハートシードが下げ止まらないことなど、投資家心理が悪化しているグロース市場は、戻り売り圧力が拡大。午後に入っても戻りの鈍さを嫌気した売りが観測され、8日続落となる708ptで取引を終了した。東証グロース市場の主力株では、GA TECHやコンヴァノなどが下落した。

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