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日経平均は反発、AI・半導体関連株が牽引

 

1日の米国株式市場は続伸。米国ではADP雇用統計で民間雇用者数が予想外に減少したことから景気減速懸念が広がる一方、利下げ期待が支援材料となった。医薬品株など買われた動きが指数を押し上げ、銀行株は弱含む展開となった。米株式市場の動向を横目に、2日の日経平均は反発して取引を開始した。寄付き後は値がさハイテク株やソフトバンクG、アドバンテストなどの買いが先行。為替は1ドル=147円前後で推移し、輸出関連株には抑制的な要因となる場面もみられた。前日の下落の反動を意識した買い戻しやショートカバーも見られ、午後には一気に上げ幅を拡大し終日堅調な値動きとなった。

 大引けの日経平均は前日比385.88円高の44936.73円となった。東証プライム市場の売買高は25億1065万株、売買代金は5兆4768億円、業種別では医薬品、非鉄金属、精密機器などが値上がり率上位、電気・ガス、サービス業、空運業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は33.7%、対して値下がり銘柄は63.8%となっている。

 個別では、ソフトバンクG、東エレク、アドバンテスト、ディスコ、第一三共、TDK、スクリン、中外薬、HOYA、レーザーテク、信越化、アステラス製薬、荏原、住友鉱、SMCなどの銘柄が上昇。

 一方、ファーストリテ、リクルートHD、ソニーG、テルモ、トレンド、コナミG、京セラ、ダイキン、バンナムHD、KDDI、ベイカレント、任天堂、ニトリHD、塩野義、エムスリーなどの銘柄が下落。

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