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サスメド—ブロックチェーン技術を活用した臨床試験システムの提供開始

サスメドは2日、Heartseedが実施する虚血性心疾患および拡張型心筋症による重症心不全を対象とした心筋再生医療HS-005(カテーテル投与)の第1/2相企業治験に、同社が提供するブロックチェーン技術を活用した臨床試験システム「SUSMED SourceDataSync(R)(SUSMED SDS)」を導入したことを発表した。

これが再生医療等製品の治験にSUSMED SDSを提供する初めての事例となる。
本治験では、従来の方法に比べて医療機関でのデータ入力およびデータ照合作業(Source Data Verification; SDV)の工程が大幅に削減されることが期待されており、これによりモニターの訪問回数や作業時間が低減される。さらに、ブロックチェーン技術によりデータ改ざんが難しく、治験データの信頼性が高まると同時に、新薬開発にかかるコストの適正化が進むことが予想される。

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