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日経平均は大幅続伸、買い優勢の展開続き終日プラス圏で推移

10月2日の米国株式市場は続伸。政府機関の閉鎖による経済指標発表の制約のなか、利下げ期待が根強く意識され、半導体関連株やAI関連銘柄への買いが相場を押し上げたとの指摘がある。米株式市場の動向を横目に、3日の日経平均は続伸して取引を開始。その後も買い優勢の展開が続いて指数は上げ幅を広げた。45600円を超えて以降は高値圏でもみ合う展開が続いた。国内では、米国の利下げ期待から投資家心理が改善しており、円高傾向が一服したことも追い風となった。また、個別物色の動きが強まってきたとの報道もあるなか、Open AIとの提携を発表した日立や事業投資を行っているソフトバンクGに物色が向かったほか、半導体関銘柄も大きく市場を牽引し、終日堅調な値動きとなった。

 大引けの日経平均は前営業日比832.77円高の45769.50円となった。東証プライム市場の売買高は23億100万株、売買代金は5兆2077億円だった。業種別では、電気機器、電気・ガス業、繊維製品などが上昇、鉱業、石油・石炭製品、保険業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は76.7%、対して値下がり銘柄は19.8%となっている。

 個別では、アドバンテ、ソフトバンクG、東エレク、リクルートHD、信越化、日東電、ソニーG、ファナック、TDK、KDDI、日立、テルモ、コナミG、中外薬、第一三共などの銘柄が上昇。

 一方、良品計画、ニトリHD、フジクラ、任天堂、エーザイ、レーザーテク、アステラス薬、ディスコ、アサヒ、住友鉱、日ハム、武田、大塚HD、東京海上などの銘柄が下落。

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