7日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり152銘柄、値下がり70銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は続伸。320.22円高の48264.98円（出来高概算12億7612万株）で前場の取引を終えている。
6日の米国株式市場は高安まちまちの展開となった。NYダウは63.31ドル安の46694.97ドルと下落した一方、ナスダックは161.16ポイント高の22941.67と上昇した。ハイテク株を中心に買いが入ったとの指摘があり、特に半導体関連が支えとなったとの見方が出ている。セクター別では自動車・自動車部品、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、電気通信サービスが下落。
米株式市場の動向を横目に、7日の日経平均は336.36円高の48281.12円と続伸して取引を開始した。序盤は買いが優勢な流れで始まり、切り返しに対する期待感が先行した。為替の円安や国内政治の不透明感後退も支援要因となり、買い手が先行しやすい地合いとなった。前場を通して堅調に推移し、上げ幅を維持したまま前引けを迎えた。
個別では、ソフトバンクG、アドバンテスト、フジクラ、東エレク、住友不、第一三共、住友電、日東電、トヨタ、KDDI、スズキ、三井不、三菱商、デンソー、HOYAなどの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ、ファナック、バンナムHD、リクルートHD、ベイカレント、トレンド、安川電、コナミG、ソニーG、東京海上、ZOZO、レーザーテク、オリンパス、富士通、NECなどの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属や鉄鋼、鉱業が大きく上昇したほか、輸送用機器や電気・ガス業も堅調であった。電気機器は小幅下落となっており、全体として素材・資源関連セクターの強さが目立つ展開である。
値上がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約123円押し上げた。同2位はソフトバンクGとなり、フジクラ、東エレク、住友不動産、第一三共、住友電気工業などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約19円押し下げた。同2位はファナックとなり、バンナムHD、リクルートHD、ベイカレント、トレンドマイクロ、安川電機などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 48264.98(+320.22)
値上がり銘柄数 152(寄与度+463.30)
値下がり銘柄数 70(寄与度-143.08)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 18350 460 123.91
ソフトバンクG 21370 570 115.15
フジクラ 15650 1150 38.72
東エレク 30850 280 28.28
住友不動産 7159 286 9.63
第一三共 3996 91 9.19
住友電気工業 4605 246 8.28
日東電工 3905 46 7.74
トヨタ自動車 3020 46 7.74
KDDI 2379 16.5 6.67
三井不動産 1710 46.5 4.70
スズキ 2272 33.5 4.51
三菱商事 3569 43 4.34
HOYA 22820 255 4.29
デンソー 2274 29.5 3.97
IHI 2972.5 137.5 3.24
SMC 52370 930 3.13
日産化学 5500 90 3.03
京セラ 2030.5 10.5 2.83
ルネサス 1897.5 82.5 2.78
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 47470 -240 -19.39
ファナック 4461 -73 -12.29
バンナムHD 4915 -111 -11.21
リクルートHD 7870 -91 -9.19
ベイカレント 8804 -271 -9.12
トレンドマイクロ 7848 -234 -7.88
安川電機 3630 -160 -5.39
東京海上HD 6156 -87 -4.39
ソニーG 4466 -26 -4.38
ZOZO 1352 -38.5 -3.89
レーザーテック 21175 -270 -3.64
コナミG 22370 -95 -3.20
オリンパス 1922.5 -22.5 -3.03
三越伊勢丹HD 2648 -80.5 -2.71
日本電気 4937 -156 -2.63
富士通 3767 -73 -2.46
日立製作所 4406 -70 -2.36
ダイキン工業 17960 -65 -2.19
良品計画 2648 -27.5 -1.85
ヤマトHD 2237 -54 -1.82