昨日9日の米株式市場でNYダウは243.36ドル安の46,358.42ドル、ナスダック総合指数は18.75pt安の23,024.63pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比140円安の48,660円。為替は1ドル=153.00-10円。今日の東京市場では、前期営業利益が12.6%増と従来予想の8.8%増を上回り今期10.7%増予想と発表したファーストリテ、上期営業利益が4.3%増と第1四半期の14.8%減から増益に転じたイオンFS、26年2月期業績と配当予想を上方修正した乃村工芸、26年2月期利益予想を上方修正した吉野家HD、26年2月期業績予想は下方修正だが発行済株式数の4.52%上限の自社株買いを発表した松屋、東証スタンダードでは、上期営業利益が45.9%増となったスリーエフ発行済株式数の3.39%上限の自社株買いを発表したアルバイトタイなどが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が36.2%減となったオオバ、上期営業利益が16.8%増と第1四半期の27.9%増から増益率が縮小したスギHD、東証スタンダードでは、第3四半期累計の営業損益が1.04億円の赤字と上期の0.99億円の赤字から赤字幅が拡大したアルテック、営業利益が前期7.3%減・今期6.6%減予想と発表したBS11、営業損益が前期黒字転換だが今期41.3%減予想と発表したトーセなどは軟調な展開が想定される。
個別銘柄戦略:乃村工芸や吉野家HDに注目
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