15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり189銘柄、値下がり34銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反発。615.99円高の47463.31円（出来高概算9億8439万株）で前場の取引を終えている。
14日の米国株式市場のダウ平均は202.88ドル高の46270.46ドル、ナスダックは172.91ポイント安の22521.70で取引を終了した。連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長が講演で、労働市場の下方リスク上昇を指摘したため10月連邦公開市場委員会（FOMC）での利下げ期待が高まり、買いに転じた。トランプ大統領が大豆購入を巡り中国に報復措置を警告し失速したものの、終盤にかけてダウは上げ幅を拡大。ナスダックは下げを消せず、まちまちで終了した。
前日の米株式市場の動向を横目に、15日の日経平均は154.98円高の47002.30円と3日ぶり反発して取引を開始した。ダウの上昇が国内市場でも安心感を誘うなか、日経平均が昨日までの続落で1700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。買い先行後はじりじりと上げ幅を広げる展開となり、47400円を超えて前場の取引を終了した。
個別では、ソフトバンクG、アドバンテ、TDK、ファーストリテ、コナミG、イオン、フジクラ、日東電、ダイキン、東エレク、ファナック、第一三共、メルカリ、スクリン、安川電といった銘柄が上昇。
一方、リクルートHD、良品計画、KDDI、アサヒ、エムスリー、ネクソン、ZOZO、ブリヂストン、Jフロント、ニトリHD、大和ハウス、信越化、テルモ、TOPPAN、武田などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、機械、証券・商品先物取引業などが上昇する一方、ゴム製品、サービス業、海運業が下落した。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約161円押しげた。同2位はアドバンテストとなり、TDK、ファーストリテ、東エレク、コナミG、フジクラなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHDとなり1銘柄で日経平均を約19円押し下げた。同2位は良品計画となり、KDDI、アサヒ、エムスリー、ブリヂストン、ネクソンなどがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 47463.31(+615.99)
値上がり銘柄数 189(寄与度+671.90)
値下がり銘柄数 34(寄与度-55.91)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 21680 800 161.62
アドバンテ 17285 285 76.77
TDK 2218.5 78.5 39.65
ファーストリテ 51920 450 36.36
東エレク 28610 170 17.17
コナミG 22060 500 16.84
フジクラ 16240 495 16.67
イオン 2039 160.5 16.21
日東電工 3729 79 13.30
ダイキン工業 17650 370 12.46
第一三共 4010 110 11.11
ファナック 4573 63 10.61
メルカリ 2329 244.5 8.23
SCREEN 13885 610 8.22
安川電機 4294 232 7.81
日立製作所 4480 218 7.34
三菱商事 3588 70 7.07
レーザーテック 20280 480 6.46
京セラ 1980 20 5.39
村田製作所 2788.5 66 5.33
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
リクルートHD 7804 -192 -19.39
良品計画 3061 -101 -6.80
KDDI 2353.5 -16 -6.46
アサヒGHD 1707 -33 -3.33
エムスリー 2220 -40 -3.23
ブリヂストン 6505 -77 -2.59
ネクソン 3119 -38 -2.56
ZOZO 1340 -19.5 -1.97
信越化 5009 -8 -1.35
Jフロント 2409 -76 -1.28
大和ハウス工業 5112 -28 -0.94
ニトリHD 2468.5 -10.5 -0.88
セコム 5191 -12 -0.81
TOPPAN 3780 -47 -0.79
ホンダ 1538 -2.5 -0.51
電通グループ 3062 -15 -0.51
テルモ 2457 -1.5 -0.40
武田薬品工業 4217 -11 -0.37
高島屋 1713 -10.5 -0.35
三越伊勢丹HD 2567.5 -10 -0.34