16日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり138銘柄、値下がり84銘柄、変わらず3銘柄となった。
15日の米国株式市場はまちまち。銀行大手の決算が市場予想を上回ったことや、半導体関連への投資期待が支えとなった一方で、米中貿易摩擦の動きが警戒材料として残った。米株式市場の動向を横目に、16日の日経平均は続伸して取引を開始した。為替ではドル安・円高の一服感が意識され、輸出関連銘柄には下押し圧力も出にくい地合いとなった。前場序盤から中盤にかけては売買が交錯したものの、自民党と日本維新の会が首相指名選挙での協力の可能性の報道などを受け次第に買いが優勢となり、後場もプラス圏を維持して上昇幅を拡大した。
大引けの日経平均は前日比605.07円高の48277.74円となった。東証プライム市場の売買高は20億8703万株、売買代金は5兆4426億円、業種別では情報・通信業、非鉄金属、電気・ガス業などが値上がり率上位、その他製品、保険業、サービス業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は53％、対して値下がり銘柄は42％となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約380円押し上げた。同2位は東エレクとなり、アドバンテスト、TDK、フジクラ、HOYA、ディスコなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはベイカレントとなり1銘柄で日経平均を約23円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、任天堂、リクルートHD、三井物、豊田通商、トレンドなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 48277.74(+605.07)
値上がり銘柄数 138(寄与度+761.74)
値下がり銘柄数 84(寄与度-156.67)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 23830 1885 380.81
東エレク 30250 1180 119.19
アドバンテ 17490 125 33.67
TDK 2277.5 51.5 26.01
フジクラ 16800 640 21.55
HOYA 22125 640 10.77
ディスコ 53740 1330 8.96
ソシオネクスト 2970 220.5 7.42
トヨタ自動車 2954.5 41 6.90
ダイキン工業 17815 185 6.23
大塚HD 8176 171 5.76
第一三共 4091 56 5.66
コナミG 22025 155 5.22
ルネサス 1940.5 147.5 4.97
三菱重工業 4268 145 4.88
イオン 2101.5 46.5 4.70
アステラス製薬 1612.5 26.5 4.46
オリンパス 1841 28.5 3.84
資生堂 2651.5 109 3.67
住友電気工業 4544 107 3.60
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ベイカレント 7648 -709 -23.87
ファーストリテ 52170 -280 -22.63
任天堂 12150 -365 -12.29
リクルートHD 7646 -91 -9.19
三井物産 3644 -90 -6.06
豊田通商 4277 -53 -5.35
トレンドマイクロ 7518 -132 -4.44
ファナック 4527 -26 -4.38
KDDI 2348.5 -9.5 -3.84
三菱商事 3561 -37 -3.74
ソニーG 4321 -21 -3.54
東京海上HD 6191 -69 -3.48
富士フイルム 3478 -29 -2.93
信越化 4977 -17 -2.86
ZOZO 1297 -28 -2.83
レーザーテック 20965 -175 -2.36
SMC 51200 -670 -2.26
丸紅 3604 -66 -2.22
エムスリー 2183 -27 -2.18
味の素 4166 -31 -2.09