マネーボイス メニュー

NY為替:米信用懸念でリスクオフ、地区連銀製造業悪化で利下げ観測強まる

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円28銭から150円21銭まで下落し、150円44銭で引けた。米10月フィラデルフィア連銀製造業活動や米10月NY連銀サービス業活動が活動縮小圏に落ち込んだほか、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事やミラン理事が10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ支持する姿勢を表明し、金利低下に伴うドル売りが優勢となった。米地銀を巡る信用不安が強まったほか、地政学的リスク再燃でリスク回避の円買いにも拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1649ドルから1.1694ドルまで上昇し、1.1688ドルで引けた。仏フランス国民議会がルコニュ首相に対する2回の不信任投票を否決しフランス政局不安緩和でユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は176円33銭から175円44銭まで下落。ポンド・ドルは1.3455ドルまで上昇後、1.3412ドルまで下落。ドル・スイスは0.7985フランから0.7924フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが強まった。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。