昨日30日の米株式市場でNYダウは109.88ドル安の47,522.12ドル、ナスダック総合指数は377.33pt安の23,581.14pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円安の51,330円。為替は1ドル=154.00-10円。今日の東京市場では、上期営業利益が前年同期比2.4倍でブレインパッドをTOB(株式公開買付け)で完全子会社化すると発表した富士通、上期営業利益が40.7%増となったアンリツ、第3四半期累計の営業利益が23.1%増となったMRO、25年12月期業績と配当予想を上方修正したJT、26年3月期業績と配当予想を上方修正した関西電力、26年3月期業績予想を上方修正したアステラス薬、26年3月期業績予想を上方修正した京セラ、26年3月期業績予想を上方修正し増配も発表したシステナ、26年3月期業績と配当予想を上方修正し1株を4株に分割すると発表したシンプレクスHD、富士通が1株2706円でTOB(株式公開買付け)を実施すると発表したブレインパッドなどが物色されそうだ。一方、上期営業利益が23.6%減と第1四半期の3.8%増から減益に転じたパナHD、上期営業利益が16.3%減と第1四半期の3.6%減から減益率が拡大した野村不HD、発行済株式数の2.27%上限の自社株買いを発表したが上期営業利益が6.7%減と第1四半期の5.1%増から減益に転じた積水化、26年3月期業績予想を下方修正した武田薬などは軟調な展開が想定される。
個別銘柄戦略:富士通や関西電力に注目
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