[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;51126.01;+62.70
TOPIX;3379.15;+19.82
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比62.70円高の51126.01円と、前引け(51166.78円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は51080円-51190円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=154.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後に上げに転じ0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は軟調に推移し0.5%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。来週19日に米エヌビディアが発表する8-10月期決算の内容によっては相場が急変する可能性があるとの警戒感から上値追いには慎重な向きがある。一方、これまで日本株高を先導してきた一部の半導体関連株や人工知能(AI)関連株から、バリュー株や出遅れ株、好業績株に物色対象は広がりを見せており、相場の腰が強くなっているとの見方がある。
セクターでは、非鉄金属、電気・ガス業、証券商品先物が上昇率上位となっている一方、情報・通信業、金属製品、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、エムスリー、SWCC、古河電工、いすゞ、住友ファーマ、住友電工、スクリーンHD、三井E&S、オリックス、ルネサスが高い。一方、ソフトバンクG、JX金属、任天堂、ファーストリテ、三井海洋、NTT、KOKUSAI、ニデック、レーザーテック、トヨタが下落している。