12月1日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比16pt安の676pt。なお、高値は697pt、安値は676pt、日中取引高は3436枚。先週末の米国市場のダウ平均は続伸。年末商戦に向けた好調な消費動向が報じられ、寄り付き後、上昇。感謝祭の翌日で短縮取引となる中、小売が好調で相場を支援したほか、利下げ期待を受けた買いが続き終日堅調に推移し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比5pt高の697ptからスタートした。米株高を追い風に、朝方は買い優勢で始まったものの、買い一巡後は失速。グロース市場固有の悪材料は観測されなかったものの、植田日銀総裁の講演で12月の利上げ観測が高まり、日本株全般に売りが波及した。高市首相が25年度補正予算案について、早期成立を目指していると伝わり、財源確保のための増税リスクも警戒され、日本売りが加速。引けにかけて下げ幅を拡大し、大幅安となる676ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではMTGやサンバイオなどが下落した。
東証グロース市場250指数先物概況:利上げ観測と増税リスク警戒で大幅安
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