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後場の日経平均684円安でスタート、ルネサスや東エレクなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;50344.16;-684.26
TOPIX;3353.69;-44.52

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比684.26円安の50344.16円と、前引け(50465.14円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は50330円-50470円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=155.10-20円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安から上げに転じ0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。国内長期金利の上昇や日銀の利上げ観測が引き続き警戒材料となり、また、週末ということもあり、積極的な買いは限定的のようだ。一方、前場の日経平均がマイナス圏だが下値の堅い展開だったことや、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることが市場の安心感となっているもよう。

 セクターでは、ゴム製品、その他製品、証券商品先物が下落率上位となっている一方、非鉄金属が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、ルネサス、ブリヂストン、イオン、任天堂、第一三共、東エレク、リクルートHD、コマツ、キーエンス、ファーストリテが下落。一方、イビデン、日東紡、キオクシアHD、JX金属、ソフトバンクG、三井金属、フジクラ、住友ファーマ、IHI、レーザーテックが上昇している。

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