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NY株式:NYダウは215ドル安、FOMCを控え様子見ムード強まる(8日)

米国株式市場は下落。ダウ平均は215.67ドル安47,739.32ドル、ナスダックは32.22ポイント安23,545.90で取引を終了した。

ダウ ナスダックともに上昇して始まるも下落に転じ、その後マイナス圏でのもみ合いとなった。市場は9日から始まるFOMCでは追加利下げを織り込んでいるが、会合後に発表されるFOMCメンバーによる最新の経済見通しや金利予測分布図(ドットチャート)で来年以降の利下げシナリオを見極めたいとするムードが強まった。セクター別では半導体・同製造装置が上昇、家庭・パーソナル用品が下落した。

中古車販売のECプラットフォームを展開するカーバナ(CVNA)はS&P500の構成銘柄採用が決定し大幅高。IBM(IBM)はAI事業強化のため、データストリーミングプラットフォーム企業のコンフルーエント(CFLT)を110億ドルで買収すると発表し、小幅に上昇。また買収対象となるコンフルーエントは全発行済み株式1株あたり31ドルで買収されることとなり、急騰した。メディア大手のパラマウント・スカイダンス(PSKY)はワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)に対するTOB(敵対的買収)を開始するとの発表を受け、大幅上昇。一方、先日ワーナーと買収合意した配信大手のネットフリックス(NFLX)は下落した。エヌビディア(NVDA)は中国へ比較的高度なAIチップの販売をトランプ政権が容認すると伝わり上昇した。

次期FRB議長候補の最有力とみられている米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は、CNBCでFRBが6ヵ月先の金利方針を示すのは「無責任だ」とし、経済指標に応じて柔軟に判断すべきとの考えを示した。

HorikoCapitalManagementLLC

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