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後場の日経平均142円高でスタート、川崎重や日新薬などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;50724.23;+142.29
TOPIX;3386.44;+2.13

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比142.29円高の50724.23円と、前引け(50688.20円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は50640円-50710円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=155.80-90円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安水準で推移し0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は小幅高で始まった後は下げに転じ0.8%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が下値の堅い展開だったことが安心感となっているもよう。一方、11日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、積極的な買いを手控える向きもある。

 セクターでは、ゴム製品、医薬品、電気機器が上昇率上位となっている一方、不動産業、パルプ・紙、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、KOKUSAI、川崎重、日新薬、ディスコ、ソニーFG、安川電、ゆうちょ銀行、イビデン、レーザーテック、豊田合成が高い。一方、日東紡、JX金属、サンリオ、任天堂、三井金属、三井海洋、OLC、キオクシアHD、キーエンス、NECが下落している。

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