サンフロンティア不動産は9日、子会社であるサンフロンティアホテルマネジメントが、宿泊特化型ホテル「たびのホテル」として九州初出店となる「たびのホテル阿蘇熊本空港」を、2026年4月17日に開業すると発表した。
また、同日には公式ホームページを開設し、宿泊予約の受付を開始した。開業地の熊本県菊陽町・大津町エリアは、ものづくり産業の拠点として発展してきた。近年では、半導体関連企業が集積しており、地域の産業基盤がさらに強化されている。
「たびのホテル」は、気軽に旅を楽しみたい旅行者やビジネス滞在者向けに全国で10施設を展開。地域ならではの魅力を活かしながら、地域と共に成長する「地域創生型ホテル」を掲げ、雇用創出や交流人口の増加を通じて、地域の活性化と持続可能な未来の創造を目指している。
同ホテルは熊本空港から車で約10分、熊本市中心部から約30分、「セミコンテクノパーク」へは約5分と交通利便性が高い。加えて、阿蘇エリアの主要観光地にもアクセス可能な立地にある。施設は鉄骨造10階建で、敷地面積は4,999.94平方メートル、延床面積は6,270.75平方メートル。総客室数は213室で、そのうち7割以上が1名利用可能なダブルルーム。全室に洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫、加湿空気清浄機、スマートテレビを完備している。館内にはロビー、レストラン、会議室、大浴場、コインランドリーを備え、駐車場は150台分を予定している。