マネーボイス メニュー

NY株式:NYダウは646ドル高 利下げ好感とAIバブル懸念再燃が交錯

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は646.26ドル高48704.01ドル、ナスダックは60.30ポイント安23593.86で取引を終了した。

ダウは終日プラス圏でしっかりとした展開、前日の追加利下げを素直に好感する買いが相場を支え最高値を更新した。ナスダックは終日軟調。前日に発表されたオラクルの第2四半期決算の内容がAIバブル懸念を再燃させ、AI関連株へ売りが波及した。セクター別では保険が上昇、半導体・同製造装置が下落した。

法人向けソフト開発のオラクル(ORCL)が急落。AI関連の投資拡大の一方、売上高が市場予想に届かなかったことから積極的なAI投資への懸念が浮上した。医薬品開発・製造のイーライリリー(LLY)は開発中の次世代肥満症治療薬が既存薬より大幅な減量効果を見込める可能性が出てきたと伝わり上昇した。

ネットワークテクノロジー企業のシエナ(CIEN)は2026年度第1四半期について市場予想を上回る売上高見通しを示し大幅高。VISA(V)は一部金融機関が投資判断を中立から買いに引き上げたことが支援材料となり上昇。ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は目標株価が引き上げられ上昇した。

半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)が決算を発表、第1四半期の売上高見通しなどが市場予想を上回り、時間外で買われている。

HorikoCapitalManagementLLC

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。