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アセンテック—3Qも2ケタ増収・大幅な増益、再度、通期連結業績予想の上方修正及び期末配当金の増配を発表

アセンテックは15日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比51.8%増の140.73億円、営業利益が同256.8%増の24.83億円、経常利益が同177.2%増の23.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同188.8%増の16.86億円となった。

第3四半期累計期間の売上高においては、仮想デスクトップ事業領域において、前第3四半期累計期間と比べ、新設子会社のCXJの事業開始による仮想デスクトップソフトウェアの売上が、グループの売上に加わったことや、クラウドインフラ/ゼロトラストセキュリティ事業領域も好調に推移し、大幅な増収の要因となっている。 利益面においては、増収の影響から仮想デスクトップ事業領域の売上総利益が伸びたことや、クラウドインフラ事業領域の自社製品である「リモートPCアレイ」が、総務省の新ガイドラインに沿って地方自治体での導入が進んだことで、売上、利益ともに増加している。また、Cloud Software Group, Inc.(本社:米国フロリダ州フォートローダーデール)との戦略的な資本業務提携の契約条件に沿った大型案件獲得に伴う収益もあり、大幅な増益となっている。

2026年1月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比20.0%増(前回予想比2.9%増)の175.00億円、営業利益は同216.8%増(同25.0%増)の27.50億円、経常利益は同113.4%増(同15.6%増)の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同112.9%増(同12.3%増)の18.30億円としている。

今年度は、利益の拡大が見込まれ、当期純利益は前期比で大幅な増益となり、過去最高益を達成する見通しとなっている。この結果、期末配当金予想を前回予想の23.00円から7.00円増配し、普通配当1株当たり30.00円とすることを発表した。

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