[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;49528.25;+144.96
TOPIX;3369.31;-1.19
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比144.96円高の49528.25円と、前引け(49553.71円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は49540円-49620円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=154.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝方軟調の後は底堅く推移し0.1%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。18日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)や、18-19日に開かれる日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードもあり、積極的な買いは限定的のようだ。一方、日経平均は昨日までの続落で1400円を超す下げとなったことから、下値では押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすいもよう。
セクターでは、非鉄金属、保険業、鉄鋼が上昇率上位となっている一方、水産・農林業、石油石炭製品、陸運業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、キオクシアHD、住友鉱、住友電工、ルネサス、古河電工、三井金属、日立、ファナック、ソフトバンクG、イビデン、JX金属、NEC、日本製鉄が高い。一方、東電力HD、ソニーFG、三菱重、三菱電、中外薬、三井海洋、任天堂、パナHD、SBI、三菱UFJ、ディスコ、ソニーG、NTTが下落している。