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日経平均は715円安、寄り後は下げ幅拡大

日経平均は715円安(9時5分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.81%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.78%下落と、ダウ平均(0.47%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、今日と明日に開かれる日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして引き続き積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=155円70銭台と、昨日15時30分頃と比べやや円安・ドル高に振れたこが東京市場で安心感となった。また、昨日の日経平均が朝安の後は下げ渋る展開となったことから、相場の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。

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