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米国株見通し:下げ渋りか、ハイテクの買戻しに期待

(13時30分現在)

S&P500先物      6,784.00(+5.50)
ナスダック100先物  24,966.50(+67.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル安。米長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。

17日のNY市場は主要3指数がそろって下落。ダウは228ドル安の47885ドルで4日続落し、S&Pとナスダックはいずれも約3週間ぶりの安値となった。オラクルがデータセンター計画への出資見送り報道で急落し、AI投資過熱への懸念が市場心理を冷やした。エヌビディアやブロードコムなど半導体株が軟調で主要ハイテクも売られた。一方、原油高を背景にエネルギー株が買われ、生活必需品などディフェンシブ銘柄と相場を支えた。

本日は下げ渋りか。今晩発表される新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数が弱ければ、景気減速懸念から売りが先行。一方で、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的スタンスが意識され、金利安を手がかりに一部ハイテク株には押し目買いも入りやすい。AI関連株の先行き不安は残るが、足元の下げを受けた値ごろ感が支えとなる場面も。エネルギー株は原油高を背景に堅調が続く見通しで、ディフェンシブ銘柄も資金の逃避先として底堅い。

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