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NY株式:NYダウは65ドル高 CPI鈍化で利下げ期待高まる(18日)

米国株式市場は反発。ダウ平均は65.88ドル高の47951.85ドル、ナスダックは313.04ポイント高の23006.36で取引を終了した。

11月消費者物価指数(CPI)の鈍化を好感し、寄り付き後、大幅上昇。その後、政府機関閉鎖による算出における制限で、データに懐疑的な見方も一部で広がり伸び悩んだ。しかし、マイクロンがけん引したほか利下げ期待にハイテクが大きく買われ、相場を支援し終日堅調に推移し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。

半導体のマイクロン・テクノロジーズ(MU)は四半期決算で人工知能(AI)ブームによる需要増を反映した楽観的な見通しを示したため、買われた。ヨガアパレルのルルレモン・アスレティカ(LULU)は物言う投資家エリオット・インベストメント・マネジメントが同社株式を10億ドル超相当保有していると報じられ、幹部交代などの事業再編期待に買われた。

トランプ大統領が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」運営のトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)は核融合エネルギー会社のTAEテクノロジーとの合併合意を発表し、上昇。航空会社のユナイテッド・エアラインズ(UAL)や高級電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。ITサービス会社のアクセンチュア(ACN)は第1四半期の調整後1株当たり利益が予想を上回ったが、見通しが低調な伸びを示したため売られた。

運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期見通しを上方修正し時間外取引で買われている。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は決算内容が予想を上回ったが、中国の売り上げが引き続き冴えず、時間外取引で売り買いが交錯している。

HorikoCapitalManagementLLC

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