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後場の日経平均は726円高でスタート、石油資源や三菱重などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;49727.54;+726.04
TOPIX;3395.87;+38.98

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比726.04円高の49727.54円と、前引け(49568.66円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は49510円-49880円のレンジで上昇。ドル・円は1ドル=155.90-156.00円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は小安い場面があったがその後は底堅く推移し0.6%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で推移し0.6%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。外為市場で朝方に比べ円安・ドル高方向で推移していることが株式市場で安心感となっているもよう。一方、ダウ平均先物が時間外取引で軟調なことが東京市場の株価の重しとなっているようだ。なお、昼休みの時間帯に、日銀金融政策決定会合で政策金利が0.75%に引き上げられたことが伝えられた。これを受け、外為市場ではやや円安・ドル高方向に振れ、日経平均先物は売り買い交錯の後、上げ幅を拡大している。

 セクターでは、非鉄金属、情報・通信業、建設業が上昇率上位となっている一方、その他製品、海運業、水産・農林業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、SHIFT、ソフトバンクG、フジクラ、石油資源、イビデン、IHI、東エレク、武田薬、三菱重、アドバンテストが高い。一方、任天堂、キオクシアHD、ソニーG、三井金属、東電力HD、SBI新生銀行、第一三共、TDK、三菱商、キーエンスが下落している。

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