(13時30分現在)
S&P500先物 6,834.00(+3.50)
ナスダック100先物 25,303.50(+41.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は80ドル安。米長期金利は上昇基調を維持し、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。
18日のNY市場は上昇。ダウは前日比65ドル高の47951ドルで取引を終え5営業日ぶりに反発、ナスダックは大幅高。11月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、インフレ鈍化を好感した買いが優勢となった。ただ、政府閉鎖の影響でデータの正確さに疑念が生じ、上値は抑制された。半導体大手の好決算で、関連銘柄にも買いが波及。AI関連需要の持続が意識された。全般的に、利下げ期待とデータの信頼性への警戒が交錯した。
本日は伸び悩みか。足元のインフレ指標鈍化を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が来年も利下げを継続するとの見方が支えとなる。半面、景気減速懸念が上値を重くする可能性がある。フェデックスが発表した堅調な決算は企業業績への安心感を与えるが、週末を前に利益確定の動きも出やすい。米長期金利は低下基調にあり、ハイテクや金利敏感株には支援材料となる。ただ、半導体や通信関連株を中心に買いが先行する一方、エネルギーや金融セクターでは手控えムードが強まりそうだ。