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BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(9)

BRUNO

●DAIBOUCHOU
そうですね。400株ですと、かなりお得感があります。
また、中期経営計画が達成できれば、成長性に応じて株価も上昇する可能性があると考えています。ただし、残念ながら株価は現在1,000円前後で横ばいが続いております。こちらの株価に関するお考えをお聞かせいただけますでしょうか。

■BRUNO 塩田様
そうですね。私自身の考えかもしれませんが、業績はかなり改善いたしました。しかし、おっしゃっていただいた通り、株価はあまり動いておりません。
また、特別優待も大きく実施いたしましたが、正直に申し上げますと、私が期待していたほど株価は動いておりません。これは私自身の力不足だと感じております。
当社のPBRは2.8倍で、ベンチマークとしているニトリ様は1.6倍前後です。そうした観点で申し上げますと、当社の株価は絶対的にはPBRが高いと自負しております。ただ、ファーストリテイリング様は約7倍ですので、まだまだ改善の余地があると考えております。
しかし、先ほどDAIBOUCHOUさんがおっしゃったように、株価の成長には、売上や利益を着実に達成することが重要だと思います。そのため、引き続き経営改善と成長に努め、約束した売上・利益を確実に達成できるよう努力してまいります。

●DAIBOUCHOU
PBRの評価を見ると、現状は非常に高いと考えています。
そのため、次のステップとしては収益性を改善し、PERを下げることが重要ではないでしょうか。

■BRUNO 塩田様
はい。ご理解の通りでございます。利益を確実に出すことに尽きると考えております。

●DAIBOUCHOU
そのためには、中期経営計画を無事達成することが必要です。その際、海外市場とECの成長が非常に重要になります。また、足元の改善として在庫削減などを着実に進めていくことが必要だと思いますが、その点はいかがでしょうか。

■BRUNO 塩田様
おっしゃる通りです。良い商品を作り、それを海外市場やECチャネルに広げていくことが重要です。
直営ECも順調ですが、Amazonや楽天などのモールECも大きく成長しています。さまざまなECチャネルを活用して、より多くのお客様に良い商品をお届けしてまいります。
良い商品とは、デザイン力と機能性を兼ね備えたものだと考えております。
日常的な活動としては、適正在庫や適正在庫日数の管理を徹底し、キャッシュの創出につなげます。また、販管費の削減による利益創出にも取り組むことで、さらに市場から高く評価していただけると考えております。

●DAIBOUCHOU
はい、承知いたしました。ありがとうございます。
今後の御社の成長に注目させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

■BRUNO 塩田様
こちらこそ、ありがとうございました。

■終わりのあいさつ
▲フィスコ 高井
塩田様、DAIBOUCHOU様、本日はありがとうございました。
最後に、塩田様とDAIBOUCHOU様からごあいさつをいただきたいと思います。
それでは、まず塩田様、お願いいたします。

■BRUNO 塩田様
皆さま、本日は拙い部分もあったかと思いますが、対談をお聞きいただきありがとうございました。お聞き苦しい点がございましたら、お詫び申し上げます。
改めてお伝えしたいのは、当社は2025年6月期、そして今期(新年度)の第1四半期において、増収増益を継続しているということです。海外売上と国内EC売上を成長ドライバーとし、3年後には売上230億円、営業利益34.5億円の達成を目指しております。
この成長を支えるのは、当社の商品開発力です。機能性とデザイン性を兼ね備えた「おしゃれで使いやすい」商品を生み出すことをコアコンピタンスとし、今後もその強化と拡充に取り組んでまいります。
最後になりますが、当社は「人と仕組みで世界中に笑顔とワクワクを届ける」という理念を掲げております。お客様に対しては、単なる課題解決にとどまらず、笑顔とワクワクをお届けしたいと考えています。
私自身は人事出身ですが、当社の強みであるデザインを突き詰めていくと、デザイナーや商品開発に携わる社員、そしてそれを支える社員の存在が極めて重要です。そのため、人的資本は当社にとって最も大切な資源であると認識しています。
理念や価値観を大切にしつつ、従業員を大事にし、継続的に素晴らしい商品・良い商品をお客様にお届けすること。その積み重ねによって、世界中に笑顔とワクワクをこれからも届けていきたいと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

▲フィスコ 高井
ありがとうございます。DAIBOUCHOU様、本日の対談はいかがでしたでしょうか。

●DAIBOUCHOU
BRUNOさんは株主優待がどうしても注目されがちですが、今回の中期経営計画では利益率の改善が見込まれ、それに伴う利益成長が期待できる状況になっています。この点はまだ投資家の間で十分に評価されていない印象がありますので、計画をしっかり達成できれば、投資家からの注目度は高まると思います。
また、ECと海外展開の成長も重要です。足元では実際に成長していますが、まだ規模としては発展途上だと感じています。これらが業績に大きく貢献できるレベルまで成長すれば、さらに評価が高まるのではないでしょうか。
本日はさまざまなお話を伺い、BRUNOさんの強みについても理解が深まりました。ありがとうございました。

▲フィスコ 高井
ありがとうございました。これにて対談は終了とさせていただきます。皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。

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