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日経平均は27円安でスタート、住友電工やアドバンテストなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;50374.48;-27.91
TOPIX;3410.03;+4.86

[寄り付き概況]

 23日の日経平均は27.91円安の50374.48円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は227.79ドル高の48362.68ドル、ナスダックは121.21ポイント高の23428.83で取引を終了した。追加利下げを期待した買いが続き、寄り付き後、上昇。半導体エヌビディア(NVDA)の回復がけん引し相場は続伸した。クリスマスラリー期待を受けた買いも目立ち、終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、外為市場で1ドル=156円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ30銭ほど円高・ドル安水準で推移していることが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、国内長期金利が上昇していることも投資家心理を慎重にさせた。さらに、日経平均は昨日までの続伸で1400円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日、49800円強の水準に位置する25日線を上回って推移し、節目とされる50000円を終値で上回ったことから、相場の強気転換を指摘する向きもあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日は、テラテクノロジーが東証スタンダードに上場した。

 セクター別では、非鉄金属、ゴム製品、機械、不動産業、鉄鋼などが値下がり率上位、鉱業、その他製品、サービス業、医薬品、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キオクシアHD、住友電工、SBI新生銀行、KOKUSAI、三井金属、アドバンテスト、フジクラ、レーザーテック、古河電工、川崎重、ディスコ、ファーストリテなどが下落。他方、三井E&S、サンリオ、東電力HD、ソニーG、任天堂、ゆうちょ銀行、INPEX、リクルートHD、武田薬、三井海洋、オリックス、SOMPO、みずほ、キーエンスなどが上昇している。

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